食欲の秋、お買い物の秋

つい最近まで暑い日々が続いていましたが、ようやく昨日から肌寒くなり
秋めいてきました。

 

急に気温が低くなったので、食欲だけでは収まらず、
新しく秋冬ものの衣類などが欲しくなるこの季節。
早速昨晩にインターネットで商品を検索し何品かカートに入れて購入していました。

 

ネットショッピングが利用される理由はそれぞれかと思いますが、
多くの方が1度はインターネットのショッピングサイトを利用されたことが
あるのではないでしょうか。
そんな中、興味深い記事を見つけました。

 

ヤフー株式会社が、ネットのストア出店料や一部手数料を、平成25年10月の
請求分から無料化することを発表したのです。

 

利用者や出店者側からするとありがたい話ですが、
運営側からすると、主な収益源である出店料や一部手数料を無料化することは
収益面では大きなマイナスになるはずです。

 

何故そのような経営判断をヤフーはしたのでしょうか・・・。
自分なりに理由を考えてみました。
まずは、電子商取引市場の国内シェアが
楽天約29%、アマゾン約12%、ヤフー約6%であること。
上位2社は過去2年2ケタ成長を続けているのですが
ヤフーはゼロ成長だということです。

 

確かに私自身も、実際のところ、
上位2社にはカードでの顧客囲い込みや、豊富な品揃え等
それぞれ特性があるため、この2社を中心に利用しています。
が、ヤフーについてはネットショッピングというよりは
ヤフーニュースを利用することが多いのです。

 

 今後ヤフーは小売事業から広告で稼ぐメディア事業として、
現在のビジネスモデルを転換していく予定だそうで、
現時点で無料化の反響は大きく出店希望者が、1日に1万件以上に上ったようです。

 

また、国別の最も訪問者数の多いサイトは
グーグルで62ヶ国、次いでフェィスブックで50ヶ国ですが、
日本では「ヤフー」が一番訪問者数の多いサイトで
世界の流れとは違うのだそうです。

 

ですので、厳しい状況ですがヤフーには成功のチャンスはあり、
この新しいビジネスモデルを展開していくことで
現在の勢力図が大きく変わるのか、または現状のままで終わってしまうのか...。

 

ネットショッピングの利用者としては、他社の動向も含め今後の展開が気になるところです。

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